今回はユニットバスのリフォームを検討するにあたり、ユニットバス交換の工事の流れ
についてご紹介させていただきます。今回はマンションのユニットバス交換をご紹介します。

今回のユニットバスは築35年以上のユニットバスです

パッと見て少し変色しているかな？程度の感じみ見受けられますが
細かなところを見てみましょう

ユニットバスの壁には薄い鋼板が入っており、表面の素材が劣化すると
中の交換が錆びてしまいます。表面は樹脂・強化プラスチックなどの
素材で出来ておりますが、シャンプーや整髪剤、石鹸の残り粕など
清掃せずに放置しているとこのように表面が劣化してダメになってしまいます。

サビ＝経年劣化となります。単なるサビであれば良いのですが、穴があいている
状態で使い続けるとマンションでも戸建てでも水漏れします。
ユニットバスは壁に覆われていて水がかかっても外に水が漏れないものが
ユニットバスになりますが、そこに穴があいてしまってはユニットバスの
意味がありません。漏水した場合に一番の問題は下の階の部屋に迷惑がかかることです。
そうなる前に早めに修理・交換しましょう！

今回は３点ユニットバス（トイレ・洗面・お風呂）のためまずはトイレや洗面、
水栓金具を取り外します（トイレ・洗面がない場合は水栓金具や棚、鏡など）

業者さんによってこの辺りの順番は異なるかも知れませんが
水道の元栓を止めて水が出る場所の止水処理を行なっていきます。
次に天井・浴槽立ち上がりのエプロンという部材を外して
配線や追い焚きがある場合は追い焚き配管の処理を行います。

その後はバスタブを外して壁・床の順に解体を進めると
このように何も無くなります。



ここまでの作業には半日から条件により1日かかる場合があります。
※１日かかってしまう条件とは、解体したパネルやバスタブが
マンションの場合は置き場所がなくて、一回一回外したものを
エレベーターなどで駐車場まで降ろさなければならないなどで
時間がかかってしまうと費用も時間もかかります。
この作業は業者さんによりますが

解体する人が１名から２名
水道業者　　１名
電気業者       １名
他　現場監督など・・・
大体４、５人くらいで作業するケースが多いと思います。
（当社の場合は基本２名で行います）



次にユニットバス交換工事で大切なのか配管処理です。
見積の安い業者さんは配管まで交換しないところも珍しく
ありません。当社は基本的には出来るところまでは
配管交換しております。
写真で写っているブルーの配管、ピンクの配管は
お湯と水の配管です。

昔は鉄管、銅管が使用されており錆びたり、腐食して穴が空いたり
してしまい漏水の原因となっておりました。
現代は架橋ポリエチレン（素材　超高分子量のポリエチレン）の
やポリブレ管（素材　ポリオレフィン系樹脂）を使用します。

排水管は硬化ポリ塩化ビニル管で本菅までを交換して接続します。
（VPとVUと言われる場合があります。VPはVUより素材の厚みがあります）



他にユニットバスには照明・換気扇・給湯リモコンの配線も
必要になりますのでその配線整理と点検も行います。
換気扇が元々付いている場合は100Vの電源（電線）が天井裏に
ありますが、例えば浴室換気乾燥暖房器で200V必要な場合は
（100Vの浴室乾燥機もあります）200Vを分電盤から配線しなければ
なりません。ここでも見積に差が出ます！浴室暖房器や乾燥機が
ほしくて付けてもらっていても１００Vのものなのか？２００Vの
タイプなのかで値段が違います！（配線が必要な場合は数万円）
ただ、１００Vと２００V電圧が高い方がそれだけパワーがある
ということです。せっかく付けたのにパワーがなければ意味がありません。
（エアコンも６畳は100Vで20畳用は200Vと記載ありませんか？）

こちらのお宅は浴室乾燥機希望はありませんでしたので
100Vの換気扇のみで交換OKでした！

その辺りも理解しておくことで見積取得の際に
確かに見積は安いけど・・・と気がつくことができます。

同じサイズでバストイレは別にしましたのでこのように綺麗に
組み立てして仕上がりました！（ユニットバス組み立ての様子は
また別の記事でアップします！）

当社はユニットバス工事で
解体・水道・電気・下地工事・ユニットバス組み立てを２名の
職人で仕上げております。（通常は4業者から5業者は入ますので
当社はハイブリット施工で人数少なく施工しております）

ユニットバス工事お気軽にご相談ください。
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