ユニットバスリフォームの価格

今回は戸建住宅のユニットバスリフォームの価格について
ご紹介させていただきます。早速実例を交えてご紹介します。

まずは世田谷区の戸建住宅でユニットバスからユニットバスへの
水まわりお風呂リフォームです

工事金額の内訳（わかりやすく項目を少なくしております）

１、　養生費用　　　　　　　　　　　　  １５,０００円
２、　解体工事　　　　　　　　　　　　  ６５,０００円
３、　処分費用　　　　　　　　　　　　  ６０,０００円
４、　電気工事・水道工事　　　　　　　  ８０,０００円
５、　下地工事                                             ３５,０００円
６、　ユニットバス本体             　　　　６５０,０００円
７、　ユニットバス組み立て・設置         １１０,０００円
８、　出入り口枠（材・工）         　　　　２５,０００円
９、　現場諸経費                                         ３０,０００円
１０、現場監理費用　　　　　　　　　 　８５,０００円

合計 　　　　　　　　　　　　　　  １,１５５,０００円

今回のユニットバスはTOTOさん”サザナ”Sグレードの商品となります。

ユニットバスの本体金額について

ユニットバスのメーカーや仕様によっても価格は異なりますが
各リフォームメーカーで、お風呂リフォームを初回見積する際の
提案商品としてベーシックとされる標準グレードがあります。
リクシル・TOTOですと参考で下記商品です

大凡下記の商品の場合、定価100万円前後でお客様提示金額が本体価格40万円から60万円くらいの幅が
一般的には多いと思われます（ユニットバス施工・組み立ては別途）

LIXIL	リディア（戸建）　リノビオV（マンション）
TOTO	SAZANA（戸建）　WY/WHシリーズ（マンション）

浴室換気乾燥暖房機の話

また、お風呂の設備として浴室換気扇なのか換気乾燥暖房機なのか？で見積が異なってきます。

浴室換気	浴室換気乾燥暖房機
標準プランで差額なし	差額６万円〜１０万円前後

浴室換気乾燥暖房機も100Vタイプと200Vタイプがあり
こちらも既存のお風呂で換気乾燥暖房機が回設置の場合は配線を分電盤から引っ張る必要が
あります。（換気扇がついていて、100Vの換気乾燥暖房機がついている場合は不要なケースが多い）
200Vの場合は単相200Vということで電圧が大きいため分電盤からの配線工事
分電盤が洗面室にあれば安く済ませられますが洗面室に分電盤がないと配線費用が高くなるケースが
ありますのでご注意ください！

個人的に電気式の乾燥暖房機１００Vの家と２００Vの家両方とも住んで使いましたが
１００Vの乾燥は使い物になりませんでした（やめた方がいい）
暖房目的であればまあまあですが、戸建の１階がお風呂の方は２００Vをお勧めします。

浴室換気乾燥暖房機　電気式　100V	浴室換気乾燥暖房機 電気式　200V
暖房としてはまあまあ、乾燥弱い	暖房・乾燥と十分なパワーがあります

お風呂リフォームの見積金額は本体仕様以外に
下記のような要因で左右されることが多い

全てのリフォーム現場が同じ条件ということではないため
お風呂の組み立て・設置費用の金額に差が生じるのは
業者が違えば各社それぞれの価格はもちろんありますが
工事金額を決めるにあたり下記のポイントで金額が左右します

・解体と搬入がし易い現場かどうか？
　解体したものを部屋の中で一時仮置きできるスペースがあるのか？
　部屋の中にない場合に敷地内に一時仮置きできるか？　
　ここができる・できないで解体費用やユニットバス設置費用が大きく変わります
　マンションの場合は共用廊下の部分が狭いと部屋にも置けないため
　一回一回駐車場まで運ばなければならないと時間と費用が嵩みます。

・工事車両の駐車スペースが敷地内にあるか？
　戸建の場合は敷地内に車が停められる、停められないで金額が変わります。
　１台しか駐車スペースがなくて、コインパーキングが現場から近いと
　良いのですが、離れていたり、コインパーキングが周囲で少なくていつも
　満車が多いエリアですと、業者としては駐車場代＋道具の出し入れや手間として
　見積に増額計上するケースが多いです。１台しか敷地内でない場合は
　お客様の車を工事期間中は別の場所に停めるなどの配慮をいただくと
　作業スムーズで気持ち的なところでも見積を安くするケースがあります

・大変失礼な話、お客様の人柄が良さそうな人か？無愛想な人か？
  リフォームの見積に限らずですが、応対の良さそうなお客様を皆
  獲得したいのは人間として当然です。見積にお伺いして
  「２、３社だいぶ前に見積を頼んだのに返答がない」なんてお客様が
  いらっしゃり、話をしていくと確かにこの人は見積だけのお客さんだな？
  とか、業者に対しての対応が雑すぎるなーとか感じるところがあり
  やはりそのような方は良い見積も取得できないし、良い業者に当たらない
  と感じることも多々あります。
  見積自体は無料ですから、今後付き合うかどうかこれから関係を築いていく
  相手に対してそれなりの対応、依頼の仕方で当然ですが見積も変わってくると
  思います。

ユニットバスリフォームをする上で
オプションだけど良かった仕様や部材

個人的見解で恐縮ですがユニットバスリフォームを個人宅でも３回ほど
リフォームして住んでみて、使ってみて良かったものを紹介します！

１、人工大理石浴槽（オプション参考金額　５万円〜１０万円）
 　   標準グレードではFRP浴槽（強化プラスチック）になりますが
　　その家に長く住まわれるのであれば人工大理石浴槽はとてもおすすめです。
　　湯船に入った時の重厚感と汚れに強く、耐久性もよく、変色がしにくいため
　　保温性も非常に高くおすすめです！

２、鏡をつけない（個人差ありますが。。。。）　ー１万円くらい
　　お風呂の鏡ですが汚くなりませんか？掃除大変ではありませんか？
　　何となく標準でついているのでみなさんつけられるのですが
　　結局　いらなかった、掃除が面倒、掃除しないと汚く見える
　　なんて人が多くいらっしゃいます。
　　鏡をつけなければアクセントパネルも綺麗に見えますし
　　どうしても鏡が後から必要な場合はマグネットミラーという
　　製品もネットで購入できます！

３、洗面所の送風暖房器（4万円から５万円くらい）
　　お風呂内を換気扇もしくは換気暖房機にして（ヒートショック対策）
　　洗面所のところにTOTOさんやMAXというメーカーであります
　　洗面送風機・暖房機という小型の壁づけ製品があります。
　　私は全ての家でこちらを自宅に設置してきましたが
　　お風呂の暖房よりこちらの方が断然使います！（本体価格は4,5万円くらい）

ちょっとでも水まわり、お風呂リフォームの参考になれば幸いです。

ユニットバスリフォーム・お風呂リフォーム
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