漏水(水漏れ)
2023年01月22日

室内給湯器の隠蔽配管漏水は修理大変です!

マンションもしくは戸建てで室内に設置してる給湯器の
壁内に隠蔽されてる給湯配管が老朽化により破損して
水漏れするケースをご紹介 

このようなタイプの給湯器です。洗面所や玄関横に設置してあることが多い。
壁づけタイプで室内用給湯器と言われるタイプです。
このような給湯器は給水管が水道メーターから隠蔽配管で(壁の中に配管がある)
給水が給湯器まで配管されているケースが多いタイプです



隠蔽配管ってなに

隠蔽(いんぺい)配管とは壁の中を通ってる配管を示します。
壁の中というのも種類があります。コンクリートの建物は
配管を先に通してから全体をコンクリートで固めるケースが多いため
配管がコンクリートで埋まってしまっております。
このようなケースでは配管が劣化したりしてもわからず、メンテナンスも不可能です。
現代の建物では配管が点検、メンテナンスできるように
パイプスペース(PSという)に配管を通して点検、修理がしやすいように
なっております。但し、昔の建物は配管が埋まっているケースが多いため
これが非常に厄介です!


隠蔽配管が漏れてしまったら?

上記の通りに修理が難しいため別ルートで水道メーターから新たな配管を通す
必要があります。
こちらの渋谷区のマンションで発生した給湯器配管の水漏れでは
結局水道メーターから新たに配管を引き直す必要が発生したため
(メーターの元栓を開けると漏れる)
給水管を引き直す工事を行いました

ユニットバスを壊して配管

水道の元からブロック壁を通して引き直し

新規配管でテストして漏水がないことを確認

壁から出ていた配管は使わず、新規配管

新規配管をするためにユニットバスを壊さなければならず
大掛かりな工事となってしまった

水道メーターがある位置から、配管の経路がどのように通せるのか?
建物によって異なりますが、近年では築35年以上で建て替えができないマンションも
多く、また、古いマンションでメンテナンスが出来ていない建物も
多いため防ぐことも難しいのが現状です。

マンションの配管は共有部?占有部分?

マンションにより取り決めが違いますが
室内の給湯配管や給湯器に関しては占有者の維持管理、責任の義務を負います。
マンション本体の本管や本管の排水に関しては管理組合や管理会社で
維持管理するためマンションの毎月積み立てている予算から
修理などを行います。本文のケースで居室内で発生した配管トラブルは
基本的には占有者(居住者様及び所有者様)で修理する必要があります。

給湯器が10年以上経過している場合は前もって点検
をオススメします

給湯器の本体に製造年月日が記載されております。
製造年月日を確認して古いようであればまずは早めにご相談ください。

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