2023年02月26日

バリアフリーリフォームについて知りたい!間取り決めのポイントも解説

バリアフリーリフォームについて知りたい!間取り決めのポイントも解説

高齢化が社会問題となっている中で、とくに注目を集めているのがバリアフリーリフォームです。バリアフリーリフォームは、高齢者が安全で自立した生活サポートするために行われるもので、補助金や減税制度なども数多く用意されています。

そこで今回は、バリアフリーリフォームとは一体どういったものなのか、間取り決めのポイントも含めて詳しくみていきましょう。

バリアフリーリフォームについて知りたい!

まずは、バリアフリーリフォームについての基礎知識をご紹介します。

バリアフリーリフォームが必要な理由とは?

実は、高齢者による事故の80%は自宅内で起きています。とくに、リビングや階段での転倒やつまずきなどは後を絶ちません。どんなに住み慣れた住宅だとしても、少しの段差や滑りやすいフローリングなどが事故につながる可能性があります。

事故を予防し、自立して暮らしができるようにするためにも、早い段階でバリアフリーリフォームを検討するのがおすすめです。

バリアフリーリフォームには補助金が使用できる?

バリアフリーリフォームは、内容によって補助金や減税制度を利用できる可能性があります。たとえば、介護保険制度の補助金や自治体独自の補助金などです。また、条件を満たしていれば、投資型減税や固定資産税の控除が認められることもあります。使用できる補助金や制度がないかどうか、自分の住んでいる自治体の窓口やリフォーム会社に相談してみましょう。

どんな業者にでも依頼できる?

バリアフリーリフォームは、どのようなリフォーム会社でも基本的には受け付けているようです。しかし、一般的なリフォームとは大きく内容が異なるうえに、介護に関する知識も必要となってきます。そのため、バリアフリーリフォームに実績のある会社に施工を依頼するのがおすすめです。リフォーム会社のHPや施工実績を確認したうえで、バリアフリーリフォームが得意な会社を選ぶようにしましょう。

バリアフリーを意識した間取りにリフォームしよう

次に、バリアフリーを意識した間取りの取り方についてご紹介します。

生活導線を1つの階にまとめる

やはり生活するうえで階段の登り下りがあると、生活に不安を感じるという人も少なくありません。バリアフリーを意識したリフォームを行う場合には、生活を行う主なスペースを1つの階にまとめることを意識しましょう。

たとえば、トイレ・浴室・寝室・キッチンなどは、すべて同じ階に配置するのがおすすめです。また、2階建て・3階建てのケースであれば、減築を行ったうえで平家にすることも検討してみましょう。

ヒートショックを考慮する

日常にひそむ危険として注意喚起が行われているのが、ヒートショックです。ヒートショックとは、温度差の大きな環境が体の負担となり、脳梗塞や心筋梗塞などが引き起こされてしまうものを指します。

とくに冬場の寒い時期には、浴室や寝室、トイレなどで起こりやすい傾向にあります。そのため、これらの3つをできるだけ近い場所に配置することが重要です。

車椅子でも移動しやすい間取りにする

バリアフリーを意識したリフォームでは、車椅子での生活を意識することも大切です。たとえば、廊下の幅を広めに確保する、寝室では車椅子で回転ができるかどうかを確認する、部屋や廊下の段差をなくすなどがあげられるでしょう。将来車椅子を使用して生活を行うことを考慮したうえで、余裕を持ったスペースの使い方を心がけてください。

まとめ

今回は、バリアフリーリフォームを行ううえで知っておきたい基礎知識や、間取りの取り方に関するポイントについてご紹介しました。バリアフリーリフォームは、介護を行う人にとっても受ける人にとっても暮らしやすい住まい作りを実現するものです。補助金制度などを活用しながら、実績のある業者に施工を依頼しましょう。

東京青山にあります「株式会社NumberSecond」では、東京都・神奈川県を中心にバリアフリーリフォームを承っております。都内のタワーマンションや分譲マンションでの実績があり、安心してリフォームをお任せいただけます。担当ヘルパーさんと打ち合わせのもと、快適に空間作りをお約束いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。