2023年02月26日

マンションのリフォームにかかる期間の目安は?仮住まいについても解説

マンションのリフォームにかかる期間の目安は?仮住まいについても解説

マンションのリフォームを考えている方の中には、リフォームにかかる期間について心配しているという方も多いのではないでしょうか。リフォーム期間中には、工事会社の作業員が出入りしたり、設備が自由に使えなくなったりと、さまざまな不便が生じてしまいます。

そこで今回は、マンションリフォームにかかる期間について、作業の内容ごとに詳しくご紹介するとともに、仮住まいの種類や注意点について解説します。

マンションのリフォームにかかる期間

まずは、マンションのリフォームにかかる期間を見ていきましょう。

フルリフォームを行う場合

中古マンションを購入してフルリフォームを行う場合に必要な期間は、6ヶ月から7ヶ月が目安とされています。フルリノベーションは、コンクリートの箱のような状態に戻して、内装や水回りを作り直す作業です。一般的には、設計するのに3ヶ月から4ヶ月、さらに施工に3ヶ月が目安となっています。

とくに、大掛かりなリフォームであれば、マンションの理事会の承認が必要になるため、さらに期間が長くなる可能性もあるでしょう。少しでもリフォームにかかる期間を短縮したい場合は、早めに規約を確認し、問い合わせておくのがポイントです。

部分的なリフォームを行う場合

部分的なリフォームを行う場合は、フルリフォームに比べてとても短い期間で工事を終えることが可能です。たとえば、キッチンの取替えリフォームであれば、2日〜4日程度で完成します。キッチンの壁や床などの変更も加えるのであれば、1週間程度は見ておきましょう。キッチンの場所を移動させたい場合には、配管や電気の工事も必要になるため、2週間から1ヶ月程度かかることもあります。

また、浴室のリフォームは3日間から1週間程度、トイレ全体のリフォームであれば3日から4日程度、洗面所のリフォームであれば1日から2日程度が目安です。リビングを2部屋に分けたい場合や、2部屋をつなげて1部屋にリフォームしたいなどの間取り変更を行う場合は、2日から6日程度の期間が必要となります。

マンションのリフォームを行う場合の仮住まいについて

部分的なリフォームを行う場合、仮住まいは必要ありませんが、フルリフォームを行う場合には仮住まいが必要です。ここでは、仮住まいの種類や注意点をご紹介します。

仮住まいの種類

マンションのリフォーム期間中の仮住まいとしては、賃貸住宅、短期賃貸マンション、ホテルなどの選択肢が挙げられます。リフォームに必要な期間にもよりますが、一般的には賃貸住宅を使用する人が多いです。仲介手数料や敷金・礼金、さらに電気や水道の手続きも忘れずに行うようにしましょう。

一方で、短期賃貸マンションは数週間から数ヶ月単位で契約を行うため、初期費用が必要ありません。しかし、退去時には清掃費用が必要になることを覚えておきましょう。また、家電や家具の貸し出しサービスもあるため、リフォームを機に家電を一新したいという方におすすめです。

リフォーム期間が短い場合には、ホテルに滞在するのもよいでしょう。ウィークリープランを用意しているところを選べば、お得に滞在できるはずです。

仮住まいに関する注意点

マンションのリフォームにかかる期間は、あらかじめ工事計画として通知されているものの、場合によっては期間が延びてしまう可能性もあります。たとえば、途中で工事の追加を行った場合、仕様を変更した場合、そのほかにも天候や天災などのやむを得ない理由によって、工事が長引いてしまうケースもあるでしょう。リフォーム期間が延びてしまうことも想定して、計画に余裕を持って仮住まいの期間を確保しておくことが大切です。

まとめ

今回は、マンションリフォームにかかる期間の目安や、リフォーム期間に必要な仮住まいについて詳しくご紹介しました。

フルリフォームを行うのであれば6ヶ月から7ヶ月程度、部分リフォームについては簡単なものであれば1日、大掛かりなものであれば2週間から1ヶ月程度の期間が必要になります。工事をスムーズに進めるためにも、マンションの管理規約を事前にしっかりとチェックしておくようにしましょう。

東京都港区青山にあります「株式会社NumberSecond」では、ビル・マンションなどのリフォームやリノベーションを承っております。小さな工事も大きな工事もスピード感を持って対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。