狭いキッチン!マンションの狭いキッチンを使いやすくリフォームするコツ!
マンションのキッチンは、スペースが限られているのが特徴です。とくに中古のマンションのキッチンは、収納スペースに圧迫感があって空間に狭さを感じたり、作業スペースも狭かったりと使いづらいといわれます。また通路が狭いために、一人しか作業できないことも悩みの要因です。
そこで、ここではマンションの狭いキッチンを使いやすく上手にリフォームする方法をご紹介します。
収納スペースが多ければよいわけではない!
収納スペースが多いからといって使いやすくなるわけではなく、モノが片付くとキッチンが広くなるわけでもありません。キッチンは、収納量が多ければ多いほど使いやすくなるとは限らないでしょう。
ストックしておくべき食材は、ストックルームなど住空間のほかのスペースを活用すれば、その分の収納スペースは不必要です。コンパクトな収納スペースでも有効に使えば、これまで無駄に使っていた収納スペースを通路に変えて、キッチンの面積を広く使えます。
新型システムキッチンへの交換のメリット
最近のシステムキッチンは、シンク下の収納の扉は引き出し式が主流です。開き扉の従来のキッチンに比べて、何が収納されているか上から一目瞭然なので、使いやすいといえます。従来のキッチンから新型システムキッチンに入れ替えするのも、狭いキッチンを使いやすいキッチンにする一つの手段です。
狭くても使いやすいキッチンのポイント
面積が限られているマンションのキッチンでも、そのスペースを有用に活用すれば、使いやすいキッチンにリフォームできます。使いやすくするためには、可能な広さ、必要な収納スペース、動線を考えて設計するのがポイントです。
収納スペースを工夫する
最新のシステムキッチンに取り換えようとしてもサイズが合わないなら、まずは既存スペースの収納方法を工夫してみましょう。狭いキッチンも有効的に使いやすくすることが可能です。たとえば、以下のような方法が挙げられます。
- 床下収納
- カウンターの上に吊戸棚
- 水切りラックなどの小物の活用
シンクの狭さは昇降式の吊り戸棚で解消
シンクが狭いのなら、デッドスペースになりがちなシンクの上に、手動でも楽に上げ下げできる吊り戸棚をつくるのがおすすめです。作業スペース(ワークトップ)を活用することで、狭いシンクをフル活用できます。
間取りが可能ならL型のキッチンにリフォームする
一般的な中古のマンションでは、セミオープンのI型キッチンが設置されていることが多いものです。I型キッチンはコンパクトで場所をとらないというメリットがありますが、横に長いので移動も大きく、動線が悪くなります。たとえば、冷蔵庫などは横に並べることが多いため、さらに横に動線が延びてしまいがちです。
その点を考えると、キッチンをリフォームする際に部屋にスペースがあれば、L型キッチンを設置することをおすすめします。そうすれば、作業スペースが広くなりますよ。
ただし、冷蔵庫や食器棚などの配置に注意しないと、キッチンのスペースが狭くなってしまうこともあります。事前に、冷蔵庫などの収納スペースを十分に確認しておきましょう。
通路幅の狭いキッチンはコンパクトな奥行きのものに変更!
通常、I型システムキッチンの奥行きは60cmもしくは65cmです。しかし近年、奥行きが55cmというコンパクトなデザインのキッチンも紹介されています。
奥行きが減ると、キッチン内の通路幅を確保することが可能です。また背面収納がある場合、奥行きを45cmタイプのものに変えれば、さらに通路の幅を確保できます。
たとえば、背面収納が通路幅を狭くしている場合もあるので、その場合は背面収納を撤去しましょう。収納アイテムなどを利用し、シンク下の収納場所を工夫してみることもおすすめです。
まとめ
毎日使うキッチンは、可能な広さ・収納・動線を考えてリフォームすれば、コンパクトでも使いやすいキッチンを実現できます。最新の新型のシステムキッチンを導入する場合は、サイズを調べて選ぶようにしましょう。
東京都港区南青山の「株式会社NumberSecond」では中古のマンションリフォームを承っており、フルリフォームから水まわり交換など部分的な工事まで、近隣対策をしっかりと行いながら施工いたします。
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