マンションの玄関リフォームのポイント6つとは?注意点もご紹介
マンションの玄関を変えてみたいという方もいるでしょう。それには、要点を押さえる必要があります。玄関を広めるだけでなく、照明やドアの交換など部品の改善にも注目しましょう。玄関をリフォームすれば、住む人の気持ちをスッキリさせられるうえに、外から来る人も心地よく迎え入れられるでしょう。
今回は、マンション住まいで玄関を変えたい方のため、リフォームのポイントを6つ紹介します。理想のコーディネートや注意点も示すので、ぜひ参考にしてみてください。
マンションの玄関リフォームのポイント6つ
マンションの玄関リフォームには、6つのポイントがあります。玄関の拡大やオープン棚の設置、照明の交換などに注目してみてください。自宅の仕組みに合わせて、以下のポイントからできそうなものを選びましょう。以下では、リフォームの重要点について解説します。
玄関を広げられる可能性をチェック
最初に注目すべきなのは、玄関を広げられる可能性です。拡大できれば、家全体が開放的に感じられるでしょう。
玄関面積の拡大は、実用性の向上にもつながります。たとえば、ベビーカーや車椅子の出し入れも容易になるでしょう。バリアフリー効果にも期待できます。
また、自宅に靴が多い場合は、シューズクロークの拡大に注目してみてください。とくに洗面所とつなげるウォークスルータイプなら、靴と上着を脱いでからすぐに手洗いへ向かえます。
このように玄関の面積を広げれば、さまざまな行動パターンがスムーズになるでしょう。
オープン棚の設置
オープン棚の設置も選択肢の一つです。玄関をおしゃれにするとき、棚がアクセントになります。実用性だけでなく見栄えもよければ、楽しい暮らしにつながるでしょう。
オープン棚があるだけで、多種多様なアイテムの収納が可能です。靴やバッグ、帽子といった小物を並べられるので、ショップのように上品な雰囲気を楽しめるでしょう。このように玄関のアップグレードでは、棚によるファッション的な演出もポイントです。
オープン棚を置くときは実用性だけでなく、使って楽しくなるような置き方を考えてみましょう。
照明の交換も要検討
玄関のリフォームでおしゃれを目指すなら、照明に注目してみてください。照明の古さや部屋とのミスマッチなどで、雰囲気を損ねているかもしれません。玄関全体の雰囲気を見渡してしっくりこないようなら、照明交換を検討してみましょう。
たとえば高級感のある空間を目指すなら、アンティーク系やミニシャンデリアがおすすめです。自然な雰囲気ならホワイトで、多少凝った形の照明があるとよいでしょう。西洋風のランプシェードで、ヨーロピアンな雰囲気を演出することが可能です。
このように照明のおしゃれには、さまざまな選択肢があります。部屋全体の雰囲気を考えながら、理想のタイプを決めましょう。
室内窓の設置も効果的
マンションでも部屋によっては玄関に室内窓を置けるため、設置可能とわかったら取り入れてみましょう。玄関に光が当たり、部屋を明るく見せられるかもしれません。明るい部屋にいれば、精神的にも前向きになれるでしょう。
室内窓は、自宅のほかのスペースや隣の部屋から、光を取り込む効果があります。開閉式なら風通しもよくなり、空気の循環にもつながるのです。そのため、カビの抑制にも効果的といえます。玄関は毎日使うので、室内窓による採光状況も考えましょう。
室内窓には、玄関を明るくする効果があります。その場の雰囲気を変えるうえで、選択肢になるでしょう。
収納スペース追加でスッキリと見せられる
玄関のリフォームでは、収納スペースの追加も検討事項です。とくに物があふれている場合、収納上の問題が考えられます。解決のために、該当スペースの追加が優先事項になるでしょう。
玄関のもとのスペースが狭いときは、そこからつながる廊下に収納スペースを設けてください。サンダルやブーツなど、季節に合わない履きものを片づけるうえで便利です。既存の靴箱に、天井まで届く高さの壁面収納を設けてもよいでしょう。単純な収納力の強化で、生活感を抑えられます。
靴や小物などがあふれて困っているときは、収納スペースを見直してみましょう。
バリアフリーのために段差をなくす
玄関リフォームでは、段差の解消がおすすめです。この作業はバリアフリー化の定番といえます。子どもや高齢者などが段差につまずいて転び、ケガをするのを避けるためです。
しかしマンションの玄関は、上がりかまちの存在が考えられます。その関係で、段差を解消できないこともあるでしょう。以上に該当すれば、玄関と廊下の間にもう一段設けるのも選択肢です。上がりやすいように、壁に手すりをつけてもよいでしょう。
高齢者がお住まいの部屋では、余分な段差をなくすことが大切です。その意味でも、玄関リフォームの目標は、誰でも使いやすくなる状況といえます。
マンションでおしゃれな玄関を実現する技2つ
マンションのリフォームでは、おしゃれに仕上げたくなる方もいるでしょう。そこで、おしゃれな玄関を実現するための、2つの技を示しました。以下を参考にすれば、見栄えのよい玄関を作れるでしょう。
ほかのスペースから光を取り込んでみよう
玄関が暗く感じるときは、光の取り込みを考えてみましょう。居室窓を活かすコーディネートがおすすめです。ほかにも、発光力に優れた照明への交換が考えられます。このような取り組みで、玄関を明るく見せられるでしょう。
たとえばリビングから光を取り込むだけでも、玄関の印象が変わります。玄関の照明がついていなくても、ほかの場所にある照明の光があれば、ある程度は視界を確保できるでしょう。この原理を活かせば、節電効果にもつながります。
以上から玄関を明るく見せたい場合、採光状況の改善を考えてみましょう。居室窓や照明交換などが選択肢です。
デザイン性のある土間を採用する
おしゃれな玄関では、土間に注目しましょう。とくにツヤ感があれば、玄関の床が清潔に感じられます。また照明反射によって、周囲をより明るくできることがポイントです。
ファッショナブルな土間があれば、気持ちよく外出したり、帰宅したりできるでしょう。来客も心地よく迎え入れられます。とくに初めて自宅を訪れる人は、その雰囲気がわからず不安になるかもしれません。そうした方にも、きれいな土間が安心感を与えるでしょう。リフォームをきっかけに、玄関の土間を見直すこともおすすめです。
マンションの玄関リフォームで注意すべきポイント
マンションの玄関リフォームでは、複数の注意点があります。予算検討とリフォーム時の騒音対策などを心がけてください。また施工事例の参照で、理想のレイアウトがわかるかもしれません。玄関リフォームの注意点を以下でまとめました。
予算の検討は慎重に
玄関リフォームでは、予算を慎重に考えることが重要です。予算オーバーによって、プランの変更を強いられることもあります。また支払額が大きすぎると、そのあとの生活に苦労するでしょう。
玄関リフォームは、施工内容によって金額が変わりやすいです。たとえばドアの交換方法には、カバー工法や持ち出し工法、扉交換法などがあります。ドア交換だけでも、やり方によって金額が変わるのです。
予算面で無理が生じないように、玄関リフォームの内容は慎重に考えましょう。
リフォーム時の騒音に注意
玄関リフォームでは騒音対策として、周辺の住人に事前の挨拶をしておきましょう。そこで、一定期間の工事を知らせるのです。マンションではほかの人も住んでいるため、そうした方の迷惑にならないように、住人への配慮が欠かせません。
工事の騒音はあらゆる方向に広く伝わります。何の前触れもなく騒音が始まると、周囲の迷惑です。マンションのリフォームは騒音が想定されるため、近隣の住人への心づかいを忘れないようにしましょう。
失敗しないためには施工事例を参考にする
リフォームで失敗しないためには、施工事例を参考にしてみてください。住宅会社の公式サイトによっては、部屋の改装が画像として公開されています。画像からのインスピレーションで、アイデアが湧いてくるかもしれません。
このような画像は施工実績の証拠になるので、企業の信頼にもつながります。玄関リフォームの実例を見れば、こだわりを実現する方法もわかるでしょう。施工事例を参考にしながら、リフォーム後の玄関をイメージしてみてください。この取り組みで、理想のスペースに近づけるでしょう。
まとめ
マンションの玄関リフォームには、さまざまな選択肢があります。広さをつけたり、棚や照明などの新アイテムを設置したりすることが可能です。こだわりや玄関の構造に合わせて、理想のプランを目指しましょう。決まった予算内で施工内容を決めるなど、無理のないリフォームを進めてください。
「株式会社NumberSecond」では、東京都港区青山を中心にリフォームを扱っております。マンションの玄関を変えたい場合も、ご相談を受けつけます。気になることがあれば、ぜひご連絡ください。